小さなスーパーヒーロー

その小さな体で大きなものを背負っている

ジャニオタが人生で初めて俳優にハマってカルチャーショックを受けてる話

 

お久しぶりです。私です。更新していないのに毎日多くの方がアクセスしてくれていたようでビックリです、ありがとうございます。

 

更新してない間に色んなことがあったんですよ。ツイッターをフォローしてくださってる方はご存知だと思いますが、なんと、ジャニオタ10年選手のこのわたしが人生で初めて俳優にハマりました。

 

よくジャニオタの担降りブログはありますが、今回はその逆でジャニオタが俳優にハマった話を書きます。ちなみに先に言っておくと、ジャニオタは辞めてません。 

 

遡ること今年の5月上旬、この時私は就職試験真っ只中でした。毎日必死に勉強してなんとか合格レベルまで持ち上げて、いざ!!!!一つ目の試験へ出陣!!!! しっかり勉強してきたので筆記試験は割と手応えがあって、滑り出し好調だったわけですよ。筆記試験の他に論文試験もあるのですが、論文試験のテーマも社会で現在問題とされていることが出題されたので、まぁ粗方は書けたんですね。5月の試験はそれで終わりで次は6月に試験ラッシュだったので、とりあえずその試験が終わった日は一段落ってことで家族でおじいちゃん家に行って夜中までみんなでお酒飲んでドンチャン騒ぎをしたんですよ。何の話だって感じでしょうけど今わたしは俳優にハマった経緯を話してます。おじいちゃん家から夜遅くに帰ってきて、いざ寝ようとした時に事件は起こった。

 論文で誤字しまくったことに気付いたのだ。 

 その誤字も一つや二つじゃなくて、なんとテーマになってるキーワードを誤字ったから文章中に20個くらい書いたんですよね(アホすぎ) 例えば「待機児童」ってテーマだったら「侍機児童」って書いたようなイメージです。採点基準も配点比率も公表されてないんだけど、論文の配点は割と高いと噂されてて、しかも誤字はかなり減点されると言われてたから20個も誤字なんて自分で落ちに行ってるようなものなんですよ…

 せっかく一年間友達とも殆ど遊ばずコツコツ勉強して筆記試験も手応えあって気分はハッピー!だったのに、一気にただならぬ絶望感&絶望感&絶望感。もう完全に落ちたと思ってました。しかも、この一発目が第一志望だったんですよね………私の人生はこんなくだらないミスで狂ったのかと深夜にウワァァァアアァァアアアア!!!!!!!と藤原竜也並みに叫んで頭抱えてその日は結局夜中の3時まで寝れませんでした。

※そろそろ俳優出てくるからね

6月にもまだまだ試験があるから、気持ちを切り替えて次の日からまた勉強を頑張らなければならなかったのですが、あまりにもショックを受けて次の日は何にもできなかったんですね。もうどうしようもないから、一年間色々我慢してたけど今日だけは好きなことをしてリフレッシュしよう、気分転換して明日からまた気持ちを入れ替えて頑張ろう、と思い、ここであることを閃いた私。「そうだ!恋愛映画を観よう☆」京都に行くノリでグーグル大先生で“恋愛 映画”で検索した私。恋愛映画を見て潤うことによって気分転換しようという安易な考えである。恋愛映画って言っても、ザキヤマケンティーとかの作品は殆ど見てしまってるので、何か目新しいものはないかと探して見つけたのが『先輩と彼女』でした。出演者もよく知らないし、とりあえずこれにすっか〜〜って感じで観たのが最後でした。

志尊淳に落ちました。

落ちるのは試験だけにしろって感じだけど、物の見事に潤いを与えてくれた志尊くん。志尊くんのことは元々存在さえ認識してるようなしてないような、まぁほとんど知らなかった状態だったので、『先輩と彼女』を見終わったらソッコーWikipediaで調べる。3月生まれなの可愛すぎる。ゾウさんで志尊淳と検索して画像を漁る。

なんだこのドチャクソぐぅかわ丸な生き物は!?!?!?!?

山田涼介が世界一可愛いことは自然の摂理だと思い込んでいた私に衝撃が走る。画像を保存する手が止まらなくなる(発作)そしてヒロインの女の子の可愛さにも衝撃を受けたので名前を調べるとどうやら芳根京子ちゃんと言うらしい。Wikipediaを見る。ゾウさんで検索する。すると志尊くんとの2ショットの画像がたくさん出てくる出てくる!

沼に落ちた私のファーストツイートがこちら(澄ましたツイートしてるけど実際は鼻息荒くなりながらツイートした)

ジャニーズの場合(特にJUMPは)こんな近い距離感で女優さんと写真撮るなんてありえないことなので、軽くカルチャーショックを受けます(後に志尊くんは男女問わず距離感近すぎることを知るのである)

志尊くんの存在を知って、色々本人のツイッターやら動画やらを漁ってたら完全に沼でした。


 

志尊くんがいなかったら立ち直れてなかったし、その後も志尊くんを見て頑張ろうって思えたから苦しい就活も乗り越えられました。

志尊くんは私の心の救世主なのです(大真面目)

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ちなみに誤字でやらかした試験は結局普通に合格して(笑)無事に第一志望の内定を頂きましたアザス

 

ここからは、さっきもチョロっと話したけどタイトルの通りジャニオタが俳優オタになって受けたカルチャーショックの話をします。俳優オタって言っても私は志尊くんしか知らないのであくまでも志尊くん基準の話です。

 

  • オタクの規模の違い

志尊くんにハマって、ド新規で何もわからない状態だったので、まずオタクの情報垢とか面白い垢とか、多くの人がフォローしてるような大規模アカウントをフォローしようとして探しました。しかし、跳んでも跳んでも見つからない。それだけでなく志尊オタのアカウントさえ30人くらいしか見つからない。ジャニオタなんて腐る程いるからファンが多くいることに慣れてしまっていて、「え?ファンいる?」と不安になりました。結局、最近は増えてきてるもののやっぱり役者だとジャニーズに比べると固定のファンが付きにくくて、故に専用のアカウントは少ないのかなと。bio欄に沢山俳優の名前が書かれているうちの1人みたいなことが多い。そう考えるとジャニオタの“担当”の文化って、その言葉があることによって推しを固定してるようなもんだからなかなか優れた文化ですよね。あとジャニオタは規模が大きい故に、情報収集能力が高い人・レポ職人・語彙力のあるはてなブロガーなど多種多様な優れたオタクがいて、エンターテイナーだと改めて感じます。ジャニオタはバケモンだよ……ジャニオタだけで建国できるのでは………?

 

さらに、推しがツイッターやらインスタやらのSNSをやっていることさえもジャニオタにとっては新鮮なのだ。共演者との仲睦まじい写真や動画を公式で沢山アップしてくれて、志尊くんの場合はインスタのストーリーも沢山更新してくれて、これ無料でいいんすか!?金取らなくていいんすか!?!?と思いつつ全部保存。おかげでカメラロールがパンクしそう。ジャニーズの場合は本人がSNS禁止どころかweb上で顔出し禁止だし雑誌の表紙さえ塗りつぶされるしね。やまちゃんなんて、ハガレンで主演なのに賢者の石にされてたからね。

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何よりも新鮮なのは、ツイッターでリプを送れること。自分の推しにリプを送るなんて文化はジャニオタにはないし、SNSで推しと繋がるなんて概念がないもんだから衝撃を受けた。初めは「いや私ごときが推し様にリプを送って目に触れさせるなんて恐れ多すぎて滅相も無いし私なんぞのリプを一文字でも読む時間が無駄だからどうぞ睡眠時間に当ててくださいませ」って思ってた。それに、認知されたいが故にリプ送るものだと思ってました。だけど、ドラマや映画の感想を終わった後すぐに伝えることができたり、「頑張ってください!」とか「楽しみにしてます!」って言えたり、認知だけのためのツールじゃなくて本人に直接すぐに伝えたいことを伝えられる良さに気付いて今ではバンバンリプ送っちゃってますピースピース(しかも志尊くんの場合はリプを全部見てるんですよ、恐ろしい)

 

  • 現場の違い

ジャニーズは大体毎年同じ時期にライブがあったり音楽番組があったりと現場が定期的にありますが、俳優の場合は現場というと舞台だったり映画の舞台挨拶だったり、志尊くんの場合は☆☆今をときめく☆☆若手俳優なのでTGCSeventeen学園祭のゲストにお呼ばれしたり、大学の学園祭のトークショーにお呼ばれしたり…とにかく現場が不定期なんですよね。現場が密な時期もあればまったく無い時期もある。今年の秋は志尊くんの現場ラッシュで、10月15日から12月6日の間にほぼ週に一回、計10回志尊くんに会った私はもはや友達以上恋人未満あるいはストーカー(^_^)しかも、ファンとの距離感が近すぎて、空気ファンサに定評のある山田涼介を応援してきた私からすると免疫なくて毎回ビビってる。推しと喋るとか推しに触れるとかいう概念がないから今後握手会があったら間違いなく石化する。まぁ、現場と言っても、俳優なのでお仕事のメインはドラマや映画なんですけどね。当たり前だけど次から次へと作品に出るし、2つの作品を同時期に撮影したりしてるから驚く。しかも、映画の場合だと撮影・情報解禁・公開の時差が凄くてたまにわけわかんなくなる。役者って凄い。

それから俳優はコスパが良すぎる。俳優のトークショーはジャニーズでいうコンサートだと思ってたのですが、志尊くんの学園祭トークショーの値段はなんと無料~1200円!!!!福沢諭吉なんて出る幕もない。最近はすっかり人気のおじゃんぴのチケットはQRコードを導入しても尚、某瀕死状態のチケット売買アプリで相場7(ジャニオタが言う7は諭吉7人である)とかでチケットが転売されているので桁違いすぎて泡吹いた。むしろもっと金払わせてくれ。このトークショーや舞台挨拶のチケットも抽選ではなくて先着順が多くて、抽選にガーーーーって掛けてポンッと結果を出して貰ってるジャニオタはだいぶゆとりだと気付きました。

 

こんな感じでわたしは今、俳優オタを必死に頑張ってます。

色々カルチャーショックを受けていますが、ジャニーズにはSNSやって欲しくないし、ジャニーズに接触はいらないし、コスパが違くても良いものには対価を払いたい。アイドルはアイドルであり、俳優は俳優なのだ。志尊くんを応援するにあたってはアイドルの延長戦ではなく、一応そこはちゃんと線引きして応援してるつもり。

でもやまちゃんもJUMPも嫌いになったわけではないし今後嫌いになることもないし、そこはずっと変わらず応援し続けていきたいと思ってるので安心してください(?) やまちゃんは私にとっては白米みたいなもので、日常にあるのが当たり前な存在なのです。ただ、どうしても今までと同じ熱量で応援することは難しいから、自分のペースで応援していこうと思ってます。自分自信でも11年間山田涼介だったのに急に全然知らなかった志尊淳が入ってきて動揺が止まらないんですよね。でも、ずっとやまちゃんの生き様を尊敬してきたように、志尊くんも本当に尊敬できる人なんです。ただかっこいい!かわいい!だけじゃないんです。だからこんなに心を奪われているんです。

いつか、山田涼介と志尊淳が共演することを夢見てジャニオタも俳優オタも努めていきます。

 

最後になりますが、

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見てください。それから、志尊淳の沼は底なしなので本当に気をつけてください。