はてなブログを開設してみました。誰かに見てもらおうという意図ではなく、自分が思ったこと感じたことを記録しておこうっていうスタンスなので、ここに書かれることは全て私の独り言だと思ってください。もしお付き合いしてくれる心優しい方がいらっしゃるようでしたら、私の拙いまとまりのない文章の解読を頑張って頂きたいです。
最初のトピックにはゆとやまとふまけんを選んだ。
先日発売されたMyojoで山田涼介と中島健人の対談企画が行われ、健人くんのマシンガン山田担トークの中で(ほぼ一方的に健人くんが喋ってる)、山田くんが昔ふまけんを見て「俺と裕翔みたい」と思ったという話をしていた。
健人「ちなみに、当時の俺の印象ってどんな感じでしたか?」山田「好青年。ちゃんとしてるし、礼儀正しいし。それは今も変わらないかな。また、同じグループの風磨とはカラーがちがうから。ふたりを見て「このコたちは俺と(中島)裕翔みたいだな」って。そういう見方をしていた気がする。“ライバル”って表現が正しいかわからないけど、おたがいに「コイツには負けたくない」っていう想いを持ってるのかなって。尊敬しながら、どこかで「キライ」と思う自分もいる…俺と裕翔もまさにそんな感じだったから。」
最近裕翔くんがピングレの内容*1と自分の実体験の共通点として、ゆとやまの氷河期時代の話をあらゆる媒体で話していたから、この対談の内容は当時ゆとやまを追ってなかった人にとってもわかる内容になってると思う。
今までゆとやま*2とふまけんが似てるなんて考えたことはあまりなかったし、ましてや山田くん本人がそう思ってたなんて驚いた。
その言葉をきっかけに“ゆとやま”と“ふまけん”について考えてみたんだけど、確かに明らかに交わってない現在のふまけんを見るとなんかモヤモヤして焦ったくなるんだよね。(該当担の方々ごめんなさい)
私はふまけんについて凄い詳しいわけではないし、普段からふまけんに特別に尊んでいるわけではないので偉そうに言える分際じゃない。だけどなんか気になる存在ではあって、今のふまけんを見てモヤモヤするのは、やっぱり当時のゆとやまを見てるみたいと言うか、あの氷河期時代を思い出させる要素がふまけんにはあるのかな〜と、この山田くんの発言を読んで思ったんだよね。ただ私が勝手に思っただけだからね!思考は自由だからね!
でも、ゆとやまとふまけんって似てるけど似てない。今のふまけんは氷河期時代のゆとやまに重なる部分があるんだけど、一方で真逆だなと感じる部分もある。
特に何の意味もなさないんだけど色んな観点からゆとやまとふまけんを比較してこの二つのシンメについて考えてみた。自己充足的な比較だから何のデータにもならないことは充分承知してる。
・グループ内のポジション
シンメとはいうものの、そもそもゆとやまはシンメではない。嘗ては雑誌で何度か2人で取り上げられることがあったり少クラでシンメとして歌ったことも何回かあるけど、そんな風にシンメとして活動したのはほんの僅かで、昔も今もどちらかがセンターなんだよね。だから正確には今のゆとやまは“コンビ”なわけだけど。他にも“やまちね”“ありやま”が存在するように、絶対的なシンメではないわけで。もちろん、どのコンビにもそれぞれの良さがあってどのコンビを好むかは自由ですよ。やまちねちゃんは可愛いの詰め合わせだし、ありやまは双子ちゃんだもん全部好きだバカヤロウ!最近は“やまけと”の人気も急上昇してるけど、あいつらはもう勝手にカフェ行ってろ!
一方でふまけんは入所してから今まで、そしてこれからもずっとシンメだから、もはやお互いがお互いの一部なんじゃないかなと思う。ふまけんこそ運命という言葉がピッタリ。この、ふまけんの絶対的シンメという関係が私にとっては死ぬほど羨ましい。だって、いくら氷河期とは言っても雑誌では対談も2ショットもたくさんある。歌では背中合わせのパフォーマンスもある。周りからもセットとして認識されている。そりゃー羨ましいさ!!!ゆとやまの氷河期時代、集合写真が隣だっただけで、ちょっと肩が触れていただけで喜んでた自分が哀れなほどに!!!対談なんてあった時にはオールナイトで宴だったよ!!!おかしいよね、少し前までは裕翔と言えば山田、山田と言えば裕翔という関係性だって存在してたのに!!!……と氷河期が終わった今だからこそ声を大にして言える。当時はナイーブな問題すぎて触れたくもなかったな(笑)
ゆとやまはグループの中では弟組だし人数も多いから、良く言えば氷河期でも誤魔化せたんだよね。他のメンバーと仲良ければそんなに支障は出ないし、表面にはぶつかり合ってる所は顕著には現れない。でもふまけんはグループを引っ張っていく存在だからこそ、この氷河期はデカイよね。誤魔化せないし、ふまけんというシンメが確立されているからこそ表面に顕著に現れてしまうし。氷河期前のJr.時代は仲良しだったゆとやまとは違って、ふまけんは元々凄く仲が良い2人というわけではないから、氷河期という言葉が相応しいかはわからないけど、ここではそう据え置いておく。
・中間的役割の存在
なんていったってゆとやまは氷河期真っ只中、同じ高校だったんですから、大変ですよ。そこでゆとやまの間に入って、どちら側に着くこともなく2人を見守ってくれてた知念くんには頭が上がりません。JUMPでは山田くんとツートップで活動しながらNYCでも活動して、仕事では山田くんを一番近くで支える一方で学校では毎日裕翔くんと食堂で温玉カレー食べに行ってたり行動を共にしていて(やまちゃんがおバカだからってのもある)
*3、あの当時のゆとやまの間に立つなんて絶対面倒臭かったと思う。
今そんな風にふまけんの中間的役割を担っているのは間違いなく勝利くん。きっと大変だろうよ……気を配っているだろうよ……と、ゆとやま氷河期を体験したオバさんは勝手に心配している。
知念くんはゆとやまの関係性に言及したことは私の記憶では一切ない。メンバーもそうだけど、多分触れたらダメという暗黙の了解的なものだったんだろうね。
ヲタクはシンメにばっか注目しがちだけど、この間を取り繕ってくれてる存在を有り難く思わないといけないと、氷河期が終わって初めて気付いた。
あぁ、知念様(合掌)
・お互いへの意識
山田「(略)和解したのが知念(侑李)の20才の誕生日会。そこで「俺はおまえのことがキライだった」って初めておたがいの正直な気持ちをぶつけ合ったの。でも、そのおかげでわだかまりが解けたというか。今はいい関係を築けてるんだけどね。」
夢に見ていた7会*4の実現で、これまた夢に見ていたゆとやまの氷河期に終止符が打たれて、その後2人でお泊まりしたり表参道にショッピングしたり、ランチをしたって話を聞いた時には涙が出るほど喜んだ。ゆとやまはお互いのことを「キライだった」と今でこそ言うけれど、初めて本人たちの口から改めて聞いた時にはやっぱりグサッと刺された感じがした。羨む気持ちと嫉妬心がグチャグチャに混ざって、それが「キライ」という感情のコンフリクトに転換してしまったことはとても悲しかった。
ふまけんは、ゆとやまのようにお互いを羨んで嫉妬する気持ちは少ないかも知れない。ゆとやまは同じレールを追い越し追い抜かれ走って来たのに対して、どちらかというとふまけんは最初から別々のレールを同じ速度で走っているから。ただ、逆にお互い違う方向でいようとするあまりに考え方も異なって、それが次第に感情のコンフリクトに転換してきたのだと思う。
相手には負けたくない。けれど自分は相手があってこその自分であって、もしも相手がいなかったら今の自分はいない。認めざるを得ないけど、認めたくない。相手のことが気にくわない。キライ。………そんな風に相手への感情がグチャグチャで結果的に「ウザい」「ムカつく」になっちゃってる所は本当似てる。発端はそこではないのにも関わらず。
でもお互いの素晴らしい所はお互いが一番知ってるんだよね。裕翔くんは山田くんの努力家な所を一番知ってるし、山田くんは裕翔くんが多彩なことを一番知ってる。同じようにふまけんもお互いのことを一番知ってるんだろうね。
菊池「(略)“アイツをバカにしていいのは俺だけなんだ”って気持ちになって。でも、それで気がついたんだけど、僕が本気で何かやろうと思ったとき、必要なのは誰かっていったら、それは中島しかいないんだ。」
この言葉は凄く心に響く。
・ビジネスパートナー
ゆとやまとふまけんの最大の共通点はここだと思うんだけど、お互いが最高のビジネスパートナーだと言うこと。もしもアイドルじゃなくして出会っていたとしたら絶対に交わることのないであろう2人なのに、この仕事においては最高の相性を持つっていう不思議な関係。
まぁこれは現シンメであるふまけんの方が顕著に表れてると思うけど、2人で歌えばそれはそれは最強だし、どこまででも行ける気がするくらい2人が揃うとパワーがハンパない。余裕で宇宙行ける。
ゆとやまも形は違えど、互いに一番に高めあっている。今なんか特にだけど、どちらかに立派なお仕事が来ればもう一方は刺激されて頑張ってさらに立派な仕事を得て、それに触発されたもう一方がまた立派な仕事を得て……と主に俳優業でJUMPのツートップとして見えないパートナーシップが形成されている。
これはただ仲良しでプライベートで遊んでるコンビや、いつもイチャイチャしてるコンビとはまた違った、いつもはそんなに絡まないけど揃ったら最強という良さ。私は多分、この類のコンビに惹かれるのだと思う。他に私が知ってるコンビでいうとテゴマスがまさにそれ。
ゆとやまも、雪解けして初めはランチしたりショッピングするようになったものの、やっぱりプライベートでよく遊ぶ関係には発展しなくて。山田くんは相変わらず圭人知念とカフェだし(行きすぎて笑う)裕翔くんはドラマを経験する中で若手俳優達と仲良くなって、ピングレという映画をきっかけに
菅田将暉くんとは親友レベルまでに発展してるし。そもそもやっぱりプライベートで遊ぶような2人ではないのだと思う。でも仕事では一番に認め合っているライバルなんだよね、最高でしかない。ライバルって、相手にそれ相応の能力があると見なさないと成立しないもんね。
凄いまとまりのない文章だけど、結局何が言いたいかというと、「ライバル」という関係性のシンメ及びコンビはドラマティックで美しいってこと。
ゆとやまとふまけんはグループのポジション的な違いはあるけれど、お互いの関係性がとても似てて。ただゆとやまの氷河期を見てきて言えることは、ぶつかり合ってバチバチするのももちろん大事だけど、それを乗り越えて互いに素直に認め合った上で切磋琢磨している今の方が断然に素敵な関係を築けているってこと。もちろんそれにはとても長い年月が必要だったし中間的役割の存在も大きかった。
だからふまけんに対してああしろこうしろと言いたいというよりは、きっとこれを乗り越えたら最高に最強に素敵な関係になるんだろうなっていうのを感じるからこそ焦れったいというかモヤモヤする。ふまけんはグループを引っ張る立場だし誤魔化せないから雪解けは予想外に早いかもしれないけどね。山田くんも多分、ふまけんは昔の自分達を見てるようだからこれからもっと良い関係性を築けると思って対談においてこの話をしたんじゃないかな。
そして私はふまけんの絶対的シンメという関係性が死ぬほど羨ましい。大事なことなので2回言う。
だからふまけんには今よりもさらに、誰も邪魔が出来ないくらい2人でどこまででも行ってしまうくらいの最高で最強なコンビになってほしい。まぁ、第三者から見るとふまけんはお互いムカつくけど大好きって感じがするから心配なさそうだけどね。
この対談をきっかけに、ふまけんにもっと注目してみようと思った。
もし該当担の方がこのブログを見てくれて、ふまけんについて特別に詳しくない私が勝手に語っていることに気分を害してしまったのなら本当に申し訳ございません。
ゆとやまもふまけんも儚くて、美しい。